水分補給について

水分補給をする際、水を一気に飲んでいませんか?

実はこの飲み方は胃に負担をかけてしまう飲み方なのです。ここでは知っているようで知らなかった、効果的な水分補給の仕方を紹介します。

まず、どうして人間の体には水分が必要なのでしょうか。

人間の体は約60~70%が水分だと言われ、水分は栄養分の運搬や老廃物の排泄など、体の活動を維持する為に必要なのです。

1日で排出される量は成人男性で約2,400ml。その為、排泄や発汗、不感蒸泄などで体内から失われた水分は補給しないといけません。

この水分が不足してしまうと、血液が粘りのある状態となってしまい、血流が悪くなり血管が詰まりやすくなってしまいます。また水を適切に摂取する事で、糖尿病や便秘、高血圧、通風、熱中症などを予防する事が可能です。

水分が不足するとどうなってしまうのでしょうか?簡単にまとめてみました。

・水分欠乏率 1%・・・ のどが渇く
・水分欠乏率 2%・・・ 強いのどの渇き、ぼんやりする、食欲が無くなるなど
・水分欠乏率 4%・・・ 動きが鈍る、吐き気、イライラ、感情のが不安定など
・水分欠乏率 6%・・・ 手足が震える、頭痛、体温や脈拍、呼吸の上昇など
・水分欠乏率 8%・・・ 呼吸困難、言葉がうまく話せなくなる、めまいなど
・水分欠乏率 10%・・・ 失神、舌の腫れ、筋けいれん、血液濃縮、血液の減少、腎機能不全など
・水分欠乏率 15%・・・ 皮膚がしなびてくる、目の前が暗くなる、目がくぼむ、皮膚の感覚が悪くなるなど
・水分欠乏率 18%・・・ 皮膚のひび割れ、尿が作られない
・水分欠乏率 20%・・・ 生命の危機、死亡


水分は自覚無しに失われ続けています。

特に注意しなければいけないのが、小さな子どもとお年寄り。

小さな子どもは自分で水分が不足している事がわかりませんし、お年寄りの方はのどの渇きを感じにくいため注意が必要です。

しかし冒頭でも述べたとおり、水を一気に飲んでしまうと胃に負担がかかってしまいます。ではどのように水分を補給すれば良いのでしょうか。

1日に成人がが必要な水分量は2,000~2,500ml、この内飲料水として取り入れる量は800~1,300mlといわれています。1回に飲む量を200ml程度として、寝起き、午前10時頃、午前3時頃、入浴前後、就寝時などに取るようにすると約1,000ml摂取できます。

この他に3回の食事の時にも摂取すれば、1日に1,600ml摂る事が可能です。のどが乾いた...と思った時では遅いという説もあるので、こまめに摂る事が大切です。(ただし病気により水分を制限されている人は、医師の診断に従ってください。)

次に飲む物ですが、基本的に水、お茶、ミネラルやマグネシウムが含まれているミネラルウォーターがお勧めです。清涼飲料水と書かれている飲料には糖分が多く含まれている物があるので注意が必要です。

糖分は1日に体重1キロあたり1グラム程度の摂取が望ましいとされています。あまり摂り過ぎてしまうと肥満や糖尿病、虫歯、カルシウム欠乏症などの心配も。

水分は不足しても過剰に摂取しても体に負担を掛けてしまいます。上手に摂取していきたいですね。

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